2019/04/01
8年目となる今年も被災されたご家族へ
心暖かい『贈りもの』を届けることができました。
ご支援ありがとうございました。
宮城県女川町と石巻市の災害公営住宅に暮らす人たちへの支援
遺児孤児への寄付および復興サポート活動
NHK放送 2018.12.15
8年間の活動のお礼
被災家族に贈りものを届ける会 豊島 秀一
12月15・16日で女川町と石巻市の災害公営住宅において活動いたしました。
仮設住宅からそれぞれに集められ、また新たに暮らしが始まったばかりの復興住宅。
みなさんが集会所に集まったなか、スノーマンとサンタで場を馴染ませて
劇団四季出身の歌手横州かおるさんが登場。クリスマスソングをみんなと一緒に歌い、
それから『サウンドミュージック』のミュージカルを披露。こどももおとなも夢の世界へ旅をしているようでした。
トナカイによるじゃんけん大会のあと、今度はジブリの歌メドレー、
そしてこの日のために創った「スマイル」を最後に歌ってコンサートは終わりました。
多くの方が、横洲さんの手を握りしめ目に涙を浮かべていました。
それからご家族とこどもたちにプレゼントを渡しました。
この楽しいひと時を通して、これからのお互いの交流につながっていくことを祈っております。
大震災から命からがら、移ってきた仮設住宅。2年の期限は8年に至り、次の住まいは
復興住宅。当面家賃は免除でも賃貸住宅に過ぎません。自立再建の力はもうないかもしれません。
道路が出来て、鉄道が再開できて、造成ができて、災害公営住宅ができて・・・
インフラの復興は進んでいきますが、ほんとうの復興は遅れています。
暮らす人のこと、働く人のこと、人がこれからをつくっていくのに、残されていくのは
復興の歳月とともに歳を重ねたご家族たちです。
こどもたちも減ってしまって、戻ってくるまでに時間もかかります。
被災地はいつか蘇ります。
忘れないでいてくれるみなさんが大きな力になります。
震災の傷あとを埋めていくのは、人と人のつながりです。
みなさんからのあたたかい心の贈りものはその助けになったと想います。
仮設住宅は女川町・南相馬市は3月に閉じます。石巻市は9月には閉じます。 それに伴い『クリスマスの贈りもの』活動も閉じます。
社員・グループ会社社員・協力会社のみなさま、8年間ありがとうございました。 みなさんがサンタです。
追伸
女川町長・女川小学校校長より
直接お礼をいただきました。
被災地のみなさんからたくさんの感謝をいただきました。
みなさんのあたたかいお気持ちが大きなチカラとなり 多くの家族とこどもたちに
『クリスマスの贈りもの』を届けることができました。
仮設住宅から災害公営住宅へ移動することで、応急仮設住宅の役目は終わり、
この活動も今回で終わりとなりますが復興はまだまだです。
また何かの形で被災地の方々を応援することができたらと想います。
多くのご支援ありがとうございました。みなさんがサンタです。